アイス=冷たいもの。その概念の先をゆく、クールと熱々の融合、ときに痺れるほどHOTな体験。
そんな、冬こそうれしいアイスを発見!
編集協力=小野 和哉(都恋堂) 篠賀 典子 取材・文=上原 純(Office Ti+) 撮影=中川 有紀子
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島唐辛子ソフトクリーム << it's so hot!>>
アイスなのに辛い!?HOTな味わい
肌寒い日は辛い食べ物で体を中から温めたい。アイスでそれを実現できるのが、沖縄県でポピュラーな調味料・島唐辛子を使った、島唐辛子ソフトクリーム450円。濃厚な甘さのミルクソフトに、粉末状に砕いた島唐辛子をイン! ひと口なめると、ミルクの甘さのあとから唐辛子の辛さがじわじわ広がる。辛いもの好きなら、仕上げに島唐辛子の粉末を振りかける「激辛」がおすすめ。辛み成分カプサイシンによる発汗作用で、いい汗かけるはず!
注文時に「激辛で」と伝えれば、島唐辛子の粉末をあとのせ!琉球赤瓦をイメージした屋根が印象的なフードエリア。銀座わしたショップ本店
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大人のアフォガート <<リキュールもプラス!>>
やさしく溶け合うアイスとエスプレッソ
熱いエスプレッソをバニラアイスにそっとかけたら、お好みでリキュールを投入。ヘーゼルナッツの「フランジェリコ」や柑橘系の「コアントロー」など、全4種から選べるリキュールの芳醇な味わいは、アフォガートと相性抜群! 大人のアフォガート700円は、ちょっぴりビターで、リキュールを引き立てるエスプレッソの香りが印象的だ。ランチ・カフェ・バーと使い勝手がよい店ならではの"大人のひと工夫"に、幸せの吐息がもれる。
立ち飲みスタイルは17時以降OK。ときにはスポーツ中継も。時間帯ごとに表情を変える座席は、グリーンのシートが爽やか。cafe and bar brace marunouchi
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バニラアイスに熱々のダークチェリーソースをかけて <<冷×熱のハーモニー >>
熱々チェリーソースの濃厚さに頬が緩む
酒類の輸出入業などを営む明治屋が直営するワインバー。各国の直輸入ワインをリーズナブルな価格で、なおかつ好相性な料理とともに提供する。ワインと料理を楽しんだら、締めには「バニラアイスに熱々のダークチェリーソースをかけて」540円を。サクランボのリキュールで香り付けした特製ダークチェリーソースが、バニラアイスに惜しみなく注がれた一品。ゴロッと入った果肉と、熱々ソースでとろけたアイスのハーモニーがたまらない。
照明を抑えた落ち着きのある空間。壁際にはワインボトルがズラリ。約200種のワインを常時ラインナップ。ボトルで注文する人も多い。明治屋ワイン亭
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ホットアイスクリームサンド <<イタリアンチョコレートがとろ~り >>
あったか生地にふわふわアイスが染みた幸せ
2011年に京都府で生まれたアイスクリーム店。「記憶に残る本物の味」をつくる素材・配合・調理を吟味し、とろけるような舌触りを実現。ホットアイスクリームサンド 500円は、同店自慢のアイスを香ばしいブリオッシュでサンドし、表面を焼き上げたら出来上がり。外はサクッ、中はふんわりの生地に、ゆっくり溶けるアイスが染み込んで、食べ進めるほど濃厚な味わいに。旬の素材を生かしたフレーバーは、2~3カ月に1度入れ替わる。
プレートで焼くのは20~30秒ほど。出来立てを召し上がれ。出来立てをその場で味わえるよう、ベンチが設置されている。ハンデルスベーゲン 銀座店