昼下がりのそば屋人間模様

さっと食べられて、ぐっとおいしい「立ち食いそば屋」は、まさに日本特有のファストフード。
忙しく出入りする人々の〝おいしい〟横顔を観察して、その人間模様を描いてみました。

イラスト・取材・文=さとうみゆき

昼下がりのそば屋人間模様

    東京グル麺

    新幹線待ちの出張サラリーマンの強い味方、JR各線の東京駅ホーム上で唯一の立ち食いそば店。東京店で一番の人気メニューはかつ丼の具をそば・うどんにトッピングした「かつ煮そば・うどん」570円。追加注文した半ライスにかつ煮をのせるなどして、オリジナルの食べ方を追求するマニアが存在するほどの人気だ。新幹線の利用がなくとも、入場券さえ買えば食べに行ける。

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    港屋2

    虎ノ門の超人気店『港屋』のアネックス。照明を抑えたシックでおしゃれな店内、大きなテーブルには一輪のバラの花。立ち食いそば店のイメージを覆す洗練された雰囲気に女性客のリピーターも多く、メニューは「冷たい肉そば」の一品。またドリンクを持参するというスタイルも斬新。

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    京橋 恵み屋

    「ワンコイン(500円)で十割そばをおなかいっぱい食べていただきたい」というコンセプトで開業。ワンコインながら、並盛りは一般的な店の大盛りほどのボリュームがあり、実に良心的。和な雰囲気の外観だが、店内BGMは常にロック。このギャップもおもしろい。

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