2018年にオープンの最新ベーカリー その1

去年オープンした、魅力的なベーカリーを一挙ご紹介。
早朝オープンのカフェ併設店、アメリカ西海岸の人気店の海外初出店、
1種のみを販売する店など、エキマチエリアならではの個性派が続々。
パンの香ばしい匂いを感じるだけでワクワクする!

編集協力=小野 和哉(都恋堂)、篠賀 典子 取材・文=上原 純(Office Ti+)、篠原 美帆
撮影=荒井 健、金井塚 太郎、中村 宗徳

    • CAFE STUDIO BAKERY
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    • CAFE STUDIO BAKERY
    • CAFE STUDIO BAKERY
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    CAFE STUDIO BAKERY

    可能性拡がる四毛作スタイルのベーカリー&カフェ

    8時から22時までを4つのシーンに分け、さまざまなパンの楽しみ方を提案するカフェ。棚に並んだ多彩なパンの中からお気に入りをテイクアウトするもよし、プレートメニューやランチのパスタにパンの盛り合わせをセットするもよし。時間帯やシチュエーションに合わせ、多様なスタイルが楽しめる。パンは発酵、焼き上げまで全ての工程を店内で行う。三浦野菜や千葉のブランド卵など、厳選した素材を使用したフードメニューも充実している。

    早朝からの営業のため、出勤前に立ち寄り、モーニングを楽しむ人も多い。
    ボリュームのある総菜パンも多彩なラインナップ。
    モダンなカフェスペースはガラス張りでオープンな雰囲気。
    「テラス席もあり、行き交う人々を眺めながらのんびり過ごすこともできます」
    ホエー豚のベーコンや千葉県とよまる卵の目玉焼きなどとともにパンを楽しむフルランチプレート(ドリンク付き)1512円。

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    • WISE SONS TOKYO
    • WISE SONS TOKYO
    • WISE SONS TOKYO

    WISE SONS TOKYO

    アメリカ西海岸の実力派デリ、海外1号店

    2012年に米サンフランシスコの1号店「Wise Sons 24th st」をオープンして以来、地元で愛され続ける人気店の海外1号店。モルトを加えて茹でてから焼き上げるベーグルは、ほんのりと麦の香ばしさが漂う。プレーンからポピーシード、セサミなど5つのフレーバーのベーグルに、5種のシュミア(クリームチーズやアボカドペースト)を組み合わせたり、パストラミやスモークサーモンなどをサンドしたベーグルサンドにして楽しむこともできる。

    (1枚目の写真手前から)スモークサーモン864円、ベーグルエブリシング+サーモンシュミアセットで594円、ピッツァ864円。本店のテイストをベースに、スタイリッシュな丸の内のイメージをプラスした店構え。「本店のレシピ通り、味とボリュームをそのまま提供しています」

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    • Le Petitmec HIBIYA
    • Le Petitmec HIBIYA
    • Le Petitmec HIBIYA

    Le Petitmec HIBIYA

    パンの街・京都の人気ベーカリーが待望の東京復活!

    京都発のスタイリッシュな人気ベーカリー。東京初進出の新宿店は惜しまれながら2017年7月に閉店。今回、日比谷シャンテのリニューアルに伴い待望の復活を遂げた。対面販売方式を採用し、スタッフに商品の説明をしてもらいながら好みのパンを選ぶことができる。長時間発酵した生地に多彩なフィリングを詰め込んだロングバゲットや食べ切りサイズのバゲットサンドなど、ファンをとりこにした味は健在。

    (1枚目の写真左から)緑オリーブとチーズのバゲット453円、クロワッサン・オ・ブール194円、スモークサーモンとクリームチーズ453円。
    厨房では女性スタッフが中心となってパンを製造している。スタイリッシュでシックな店構えは『プチメック』ならでは。

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    • デイジイ東京グランスタ店
    • デイジイ東京グランスタ店
    • デイジイ東京グランスタ店
    • デイジイ東京グランスタ店

    デイジイ東京グランスタ店

    世界的なパン職人4人のレシピを忠実に再現

    1962年の創業以来、伝統的な製法を守り続ける、埼玉県川口市の人気ベーカリーのパンが東京駅でも食べられる。目玉は、パンの世界大会で入賞歴を持つシェフたちのスペシャルレシピを元にした、計8種のパンを販売していること。中でも自分の店を持たない山﨑隆二シェフのブリオッシュ・トゥ・ショコラを購入できるのはここだけだ。定番であるフランスのティエリー・ムニエシェフのレシピを再現したクロワッサン・ムニエ270円も外せない。

    「バゲット・ムニエ346円もおすすめです」と、スタッフの矢野雅実さん。入り口の青い看板が目印。店名の下には、かわいらしい兵隊の姿が。ブリオッシュ・トゥ・ショコラ292円(左)、クロワッサンB.C.292円(上)、しらすフランス394円(右)。コンセプトは毎日通えるお店。あんぱんやカレーパンなどもあり。

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    • 銀座に志かわ 本店
    • 銀座に志かわ 本店
    • 銀座に志かわ 本店

    銀座に志かわ 本店

    朝食だけではもったいない、新感覚の食パン

    店舗の工房で毎日手作りする、しっとり食感の食パンが自慢。おいしさの秘訣は、仕込み水にアルカリイオン水を使い、カナダ産の高級小麦粉や北海道産生クリーム、隠し味のはちみつなどの素材のうま味を引き出すこと。何も付けずにひと口かじれば、上品な甘さが口の中にふんわり広がる。トーストしても美味だが「和食とも相性抜群です」とパン職人の山本厚さん。きんぴらごぼうや漬物など、和総菜とのマリアージュを楽しんでみては?

    清潔感のある内観。取り扱うパンは、高級食パン1点のみ。「お酒にも合います」と語る、パンを作って50年以上の山本さん。水にこだわる高級食パン1本864円。耳までおいしい。

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