八重洲ブックセンター本店長・佐藤広人さんが選ぶ平成のベストセラー10冊


編集協力=小野 和哉(都恋堂)、篠賀 典子 取材・文=内藤 孝宏

 昭和53年(1978)、鹿島建設の中興の祖、鹿島守之助の発案で旧本社ビル跡地に開業した『八重洲ブックセンター』。1300坪というフロア面積は当時の書店としては日本最大規模で、上場企業の本社が周囲に多数立つビジネス街のど真ん中という立地から、多くのビジネスパーソンに愛された。
 平成を迎え、「失われた10年」がやって来ても、不況時代の新しい生き方を模索する人たちが救いを求め、ビジネス書売り場はいつも活況。やがて再開発で周囲に商業施設ができてくると、来店する人の層もバラエティー豊かに。「当初、日曜は休業でしたが、休業日は元日だけが当たり前になりました」と語る本店長の佐藤広人さん(社歴30年)に、平成の10冊を選んでいただいた。

八重洲ブックセンター本店長・佐藤広人さんが選ぶ平成のベストセラー10冊
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