一、着替え

今回は青丹色の紗（しゃ）のアンサンブル。男性の着付けは30分ほどで完成し、足袋・信玄袋・草履もすべてセットでレンタルできる。

季節やシチュエーションに合わせた着物を取り揃えている。

着物レンタルあき 銀座店

詳細情報はこちら

二 、参拝

これからの新たな出会いや発見を願い、奉拝

華やかな銀座の街並みから一歩入ったビルの谷間、ほの暗い路地裏にひっそりとあるお稲荷さま。明智光秀の家臣により奉斎されたと伝えられ、その歴史は400年を超える。火よけと縁結び、商売繁盛の神様として親しまれ、歌舞伎役者市村羽左衛門が信仰したことでも知られる。

普段は閉ざされた扉の奥に社殿がある。知る人ぞ知る銀座のパワースポット。

豊岩稲荷神社

詳細情報はこちら

三、鰻（うなぎ）

うな丼発祥の地・日本橋で食す江戸前鰻

うなぎの蒲焼きが誕生したのは江戸後期のこと。また、日本橋で芝居の資本主だった大久保今助が、温かいご飯の上に蒲焼きを載せたのがうな丼の始まりとされている。当店は裂きたて、蒸したて、焼きたての「三たて」を信条とする老舗。純国産ウナギを蒸し、秘伝のタレに三度くぐらせて紀州備長炭でふっくらと焼き上げる。

うな重（竹）4320円と肝吸い324円。手だれの職人が香ばしく焼き上げる。4階カウンター「宗庵」は落ち着いた佇まい。

日本橋 鰻 伊勢定 本店

詳細情報はこちら

四、お座敷遊び

日本橋の芸者衆と興じる、粋な遊び

ハードルが高いと思われがちなお座敷遊びを気軽に体験。日本橋の中でも歴史の古い老舗料亭「玄冶店（げんやだな） 濱田家」のお座敷に上がる芸者衆のつややかな踊り、「とらとら」や「投扇興（とうせんきょう）」などの遊びが楽しめる。日本語と英語で進めるため外国人観光客の参加も多く、勝負は白熱！ 勝者には景品、敗者には罰杯として日本酒が待っている。女性や家族での参加も大歓迎。

佳麗な芸者衆の舞。手本の後、３種の遊びを客同士で体験。じゃんけんにも似た三すくみの「とらとら」はお座敷遊びの定番。

コレド室町３ 橋楽亭

詳細情報はこちら

五、休憩

カウンターでの日本酒飲み比べも楽しい

冷蔵庫がずらりと並んだ小売りスペースには、全国の酒蔵を訪ね歩いて取り揃えた日本酒、焼酎、和リキュールなどが約700種類。台所を備えた飲食スペースでは日替わりで10数種の日本酒やリキュールが432円から。時間帯によってうどんやおでん、さかななどが提供され、酒とともに味わえる。気に入った酒はもちろん購入可能。

ひとりでも過ごしやすいカウンター席。塩麹鶏の天ぷら５４０円、日替わり三点盛り４３２円。隣に立つ福徳神社との一体感を意識した店内。

はせがわ酒店 日本橋店

詳細情報はこちら

六、買い物

職人の手で受け継がれる美しき幾何学模様

江戸切子発祥の地・日本橋で唯一の専門店。ぐい呑みやワイングラスから、花器などの大きなものまで、繊細な文様の切子を全て「手磨き」で仕上げている。巧緻な手仕事を施された切子細工の美しさは、見ているだけでもあっという間に時間を忘れてしまう。約1時間で自分だけのぐい飲みが作れる体験5000円も。

安倍首相がオバマ前米大統領にプレゼントしたクラシックライン ぐい呑み各9990円。繊細な仕上げに職人の技が光る。

着物を当日返却する場合は、休憩後か五、六を早めに巡り、食事の前に着替えるのがおすすめ。

江戸切子の店 華硝 日本橋店

詳細情報はこちら

七、伝統芸能鑑賞

ニッポンの伝統を新感覚の劇場型レストランで

能や狂言、日本舞踊など、日本古来のさまざまな伝統芸能が鑑賞できる。モダンなインテリアに囲まれた店内は、浮世絵やミニチュアの能面などが飾られ、非日常的な世界観が漂う。料理は日本橋の老舗による和食、酒は日本酒や日本ワインなど国産にこだわる。店主はアートアクアリウムをプロデュースする木村英智氏。

間近で見る能の迫力。カウンターで酒を楽しみながら鑑賞できる。割烹 日本橋とよだ 水戯庵 特別二段弁当5940円（税サ込）。

水戯庵

詳細情報はこちら