- 2025/10/20
- #丸の内
- #アート
感性を磨く アートの一歩「ヒール」三菱一号館美術館
東京ステーションギャラリー・冨田館長がやさしく解説。

ファッションが映し出す、時代の空気
現代は好みが細分化しており、時代を代表するスタイルと言われてもピンときません。でもかつては確かにそういうスタイルがありました。1920年代のアール・デコもそのひとつ。機械文明や近代都市にふさわしい幾何学的・機能的な形態が特徴で、美術、建築、グラフィックデザイン、家具、そしてファッションにも影響を与えました。建築ではニューヨークのクライスラー・ビルディングが有名ですが、それがファッションに応用されると…。後は展覧会場で確認しましょう。
初心者はここに注目!
人間が作るあらゆるモノはアートの要素をもっています。ボタンやヒールのような小さなモノも見逃さないで。
「アール・デコとモード京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」」
三菱一号館美術館
●会期=2025年10月11日(土)~2026年1月25日(日)
●観覧料=一般2,300円、大学生・専門学校生1,300円ほか
冨田 章
雪国新潟で産湯を使い、南国別府で温泉に浸かって育つ。学芸員歴は35年を超え、関わった展覧会は数知れない。近著に『旅する印象派』(東京美術)がある。
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