東京エキマチ vol.63

- ページ: 2
- 2025年10月10日発行
[特集]
表紙の場所
アーティゾン美術館
ミュージアムカフェ
03-07
マチごとミュージアム宣言
10-13
秋こそ、カレー日和
撮影/中島優子
[REGULAR]
『東京エキマチものがたり』
02
アートの一歩
東 京 駅 周 辺エリアを舞 台に
描き下ろされたオリジナル小
説を、人気声優の朗読でお届
け。現地を訪れて物語と一緒
に街を巡る、特別な街歩き体
験をお楽しみください。
08
異業種Talk
09
東京土産のヒミツ
主催:
(一社)
東京ステーションシティ
運営協議会
三菱地所
(株)
、
三井不動産
(株)
15
青木源太の東京再発見
16
ひと駅先へ冒険「日比谷駅」
10.23(木)〜11.16(日)
詳細は
こちら
感
性 を
磨
14 エキナカさんぽ
く
17
はたらく!もぐら工務店/
座ってできる3分ストレッチ
18
information
19
MAP
20
PRESENT
今回のPICKUP
あつら
靴を誂える際のヒールのサンプル
東京ステーションギャラリー
冨田館長がやさしく解説
冨田 章
雪国新潟で産湯を使い、南国別府で温泉に浸かって
育つ。学芸員歴は35 年を超え、関わった展覧会は数
知れない。近著に『旅する印象派』
(東京美術)がある
ファッションが映し出す、時代の空気
現代は好みが細分化しており、時代を代表するスタイルと言われても
ピンときません。でもかつては確かにそういうスタイルがありました。
1920年代のアール・デコもそのひとつ。機械文明や近代都市にふさわ
しい幾何学的・機能的な形態が特徴で、美術、建築、
グラフィックデザイ
ン、家具、そしてファッションにも影響を与えました。建築ではニューヨー
クのクライスラー・ビルディングが有名ですが、それがファッションに応用
されると…。後は展覧会場で確認しましょう。
ヒール 1925 年頃 京都服飾文化研究財団 撮影:広川泰士
「アール・デコとモード
京都服飾文化研究財団(KCI)
コレクションを中心に」
三菱一号館美術館(MAP P19 B-1)
人間が作るあらゆるモノはアートの要素をもっています。
ボタンやヒールのような小さなモノも見逃さないで。
⃝会期=2025年10月11日
(土)~2026年1月25日
(日)
⃝観覧料=一般2,300円、大学生・専門学校生1,300円ほか
text /冨田 章 photo /遠藤麻美
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