- 2026/08/28
- #アート
感性を磨く アートの一歩エットレ・ソットサス《カールトン》1981年(デザイン/製作)、製作:メンフィス・ミラノ、石橋財団アーティゾン美術館 (c)Erede Ettore Sottsass
東京ステーションギャラリー・冨田館長がやさしく解説。
デザインにも流行がある モダンからポストモダンへ
ファッションと同じように、デザインにも流行があります。20世紀初めに登場したモダンデザインは、華やかに飾り立てるのではなく、装飾などの余分なものを削ぎ落し、機能的で合理的な形(機能美)を追求しました。その後、もっと見る人の感情や感性に訴えかけるデザインを追求する動きが出てきます。ソットサスはその代表的なデザイナー。鮮烈な色とユニークな形態で、楽しく軽やかな世界を作り出し、ポストモダン(モダンの後)のデザイナーと呼ばれました。
初心者はここに注目!
ユーモラスな形態もソットサスの特徴のひとつ。合理性を追求するあまり、無味乾燥になってしまうことを嫌い、見る人、使う人の自由な感性を刺激しようとしたのです。そんな遊び心も見どころです。
「エットレ・ソットサス
-魔法がはじまるとき、デザインは生まれる」
アーティゾン美術館
●会期=2026年6月23日(火)~10月4日(日)
●入館料=ウェブ予約1,200円、当日窓口販売1,500円
※この料金で同時開催「瀧口修造 書くことと描くこと」も鑑賞できます

冨田 章
雪国新潟で産湯を使い、南国別府で温泉に浸かって育つ。学芸員歴は35年を超え、関わった展覧会は数知れない。近著に『旅する印象派』(東京美術)がある
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