仕事終わりや旅の夜を充実させたいけど、どこに行けば……
と迷った人のために、エキマチにはこんな選択肢があるんです。
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ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI
専門コーチと走るスペシャルなナイトラン
平日の夜、ライトアップされた東京駅丸の内駅舎をバックに行幸通りでのびのびとストレッチ。非日常感のあるロケーションをスタート地点に、専門コーチがストレッチから丁寧に指導してくれる少人数制のランニングイベントが人気だ。月曜日は初心者向けに会話ができるくらいのスピードで丸の内周辺の夜景スポットを巡るなど、レベルと内容を曜日で選べる。これだけ充実した内容が、シャワーやパウダールームが整ったランステーション施設利用料のみで参加できるとはうれしい限り。
月曜の夜は丸の内周辺の街中を周遊しながら走るタウンランを開催。アシックスランニングクラブコーチによる指導付き。撮影時は菅さん(先頭左)。
アシックスのシューズやウエア、小物が充実したストアも併設。
ランステーションにはタニタカフェとコラボしたプロテイン入り豆乳ソフトクリームラテなどでくつろげるコーナーも。 -
銀座湯
タイル画を眺めつつ一日の疲れを洗い流す
1975年に創業、浴室から脱衣所をはじめとした内装まで、常に清潔感を大切にしている銭湯。常連客から外国人観光客まで、幅広く愛されている。明るい脱衣所を抜けて浴室のガラス戸をくぐると、正面の壁面に大きなタイル画が! 1階の女湯には隅田川の花火が、2階の男湯には銀座4丁目交差点の風景が、それぞれ描かれている。都会の夜を彩る美しい景色を眺めながらの入浴は、まさに至福の一時だ。入浴料は中学生以上460円、小学生以下180円、未就学児80円。
銀座4丁目の中央通りと晴海通りの交差点がタイルで表現された男湯。
女湯では、夏の風物詩である隅田川の花火を一年中楽しめる。浴槽から絵を眺めると、遠目に見たときと異なる印象を受ける。
40年以上続く歴史を感じさせる外観。 -
ニホンバシ イチノイチノイチ
日本橋の夜景を絶好のアングルから望む特等席
江戸時代の五街道の起点で、現在の国道の起点でもある日本橋。そのたもとにあり、日本橋1-1-1というアドレスを店名にした和食ダイニングでは、目の前にある日本橋の夜景を独占しながら季節の味覚を味わえる。二連アーチの石橋と日本橋川の水面が一体となった水辺空間は、東京の中心にいるとは思えないほど時間がゆったり。鍋をはじめ冬の味覚や、スパークリングもそろえた日本酒も多種多彩。この絶景も含めて全てがごちそうだ。
34席ある日本橋川沿いのテラス席。ヒーターが設置されていて暖かい。
バースペースでは多数の缶詰をつまみにお酒を楽しめる「缶つまBAR」も。
雨の日でもダイニングフロアから日本橋を眺められる。金目鯛のしゃぶしゃぶ。1人前2500円。注文は2人前から。 -
大手町浅田
伝統と格式の中で過ごすくつろぎの時間
オフィスビルの中にあるとは思えない、凜とした和の佇まい。ここは万治2年(1659)創業の加賀藩中荷物御用「浅田屋伊兵衛」、慶応3年(1867)加賀の地に誕生した旅籠「浅田屋」を起源に、加賀料理の伝統を受け継ぐ料亭だ。間接照明の柔らかな光に照らされたエントランスは穏やかな空気に包まれ、3室ある掘りごたつのお座敷は落ち着いたしつらえ。テーブル個室を加え全4室、特別な時間をくつろぎながら過ごすのにふさわしい舞台だ。
掘りごたつのお座敷は、大切な宴を和やかに演出してくれる(2~14名対応)。
香箱蟹、鴨の治部煮、焼き物など、浅田を代表する料理の数々。輪島塗の椀、九谷焼の皿など器の美しさととともに味わいたい。
温かな笑顔でのおもてなしもうれしい。夜1万6000円~、昼5000円~(奉仕料・席料別)。 -
ピッツァバー on 38th
8名のための特別空間で本場のピッツァを
マンダリン オリエンタル 東京の最上階に、本場イタリアのピッツァの味を堪能できる限定8名の特等席がある。大理石のカウンター越しに、ピッツァイオーロが手際良く仕事する手つきを眺め、窯で焼き上がるまでの工程もライブ感たっぷりに楽しめる。まるで専属シェフにもてなされているような気分だ。イタリア産オーガニック小麦を使い、およそ48時間かけて熟成させた生地が生み出す軽やかな食感と豊かな風味もまた格別。
目の前で繰り広げられるライブ感をも味わえる、カウンター8席。ピッツァイオーロが目の前で焼きたてをサービス。
名物は「トリュフの香るマスカルポーネチーズのピッツィーノ」2862円(サービス料別)。
シンプルかつ伝統的なイタリアの味が、完璧な状態に焼き上げられる。 -
ル・コネスール 丸ノ内ホテル店
上質な時間をシガーと楽しむ奥深き世界
奥深きシガーの世界への入り口としてお薦めなのがこちらのバー。初心者である旨を伝えれば、スタッフがシガーの選び方や作法を指南してくれる。シガーはキューバ産を中心に約120種類と豊富に用意。産地やブランドにより香りや風味が異なり、太さや長さの形状によっても多彩な楽しみ方がある。標準サイズであれば、たしなむ時間はおよそ1時間。香りや余韻を時間をかけて楽しみたい。初心者にはマイルドに感じられる太めのシガーがお薦めだ。
ウィスキーをはじめ各種リキュールとともに楽しめる。コイーバシグロⅣ 3540円、モヒート1540円。
湿度管理されたシガー保存庫・ヒュミドールからワインのように好みの一本を選べる。
シガーはこう愉しむ!
①吸い口をカットする。喫味はカットによって左右される。
②炎に先端を近づけ、シガーをゆっくり回しながら均等に焦がす。
③口にくわえて軽くふかす。火がついたら煙は吸い込まずに、ワインを味わうようにゆっくりと口の中で楽しむ。作法も含めてシガーの醍醐味を味わいたい。