現代はおいしさだけでなく、料理の見た目も求められる時代!
インスタ映え間違いなしの、インパクトあり過ぎな定食が大集合。
編集協力=小野 和哉(都恋堂) 取材・文=上原 純(Office Ti+)
撮影=荒井 健
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ふくい軒
約18㎝のロースカツで蓋が閉まらない!
福井県出身の店主・中本大輔さんが、ソウルフード・ソースカツ丼を引っさげ、2016年にオープン。ランチには、秘伝のソースにくぐらせたもも肉とロースのカツが2枚ずつ盛られた、大カツ丼1080円をどうぞ。甘辛く香り高いソースは、肉の旨味を引き立てる「福井の味」を完全に再現。その一方で、福井版よりカツを厚めに調理しており食べ応えは増している。+400円でセットにできるミニおろしそばも、店主イチ押しの福井県の名物グルメだ。
カツでガッツリ、そばでさっぱり、バランスよく楽しめる。
夜は福井県の酒蔵から取り寄せる地酒を多数揃えた居酒屋に。 -
頂上麺 筑紫樓 ふかひれ麺専門店 八重洲店
リフトアップされた麺にふかひれがギッシリ!
恵比寿発祥のふかひれ麺。その専門店である『頂上麺』のおすすめ、頂上麺セット(醤油味)2052円は、ふかひれの煮込みつゆそばに海老のマヨネーズ和え、ライス、杏仁豆腐が付く贅沢なメニューだ。スープの味の決め手は、毎日6時間以上煮込んだ白湯(パイタン)スープ。細めのストレート麺との絡みを堪能したい。デザートの濃厚かつなめらかな自家製杏仁豆腐も人気メニューのひとつで、上品な甘さとあっさりした後味がたまらない。
ぐつぐつ煮えたつ様子は「動画映えする!」とお客さんに好評。
入り口にドーンと飾られた、ダイナミックなサメの背ビレ。 -
泰興楼 八重洲本店
お茶碗の直径ほどもある、約12㎝のジャンボ餃子
1949年、中国山東省出身の初代店主が開業した老舗中華料理店。ヤキギョウザランチ(6個)1140円のジャンボ餃子には、初代店主が常連客の要望に応えて手作りしたという逸話があり、今も変わらない味とサイズを守り続けている。もっちり食感の皮をひと口かじれば、粗挽きの挽き肉にキャベツ、ニラ、ネギ、ショウガを加えたジューシーな餡から、肉汁がじわっとあふれ出す。お代わり自由のライスが、どんどんすすむこと間違いなしの逸品。
「食べ応え」重視で作られた餃子は昔から変わらず愛されている。
店のパンフレット裏には、ヤキギョウザの誕生秘話を描いた漫画が。 -
カフェ&レストラン ランドマーク
最高約15㎝も蒸気が噴き上がる最強のお子様ランチ!
お子様ランチ発祥の店として知られる老舗レストラン。大人からの注文も珍しくないお子様ランチ864円は、蒸気機関車を模した赤い器が目を引く、フォトジェニックな一品。極め付きは「到着」と当時に披露される、煙突部分からドライアイスの蒸気が噴き出す演出だ。洋食プレートとしての完成度も高く、富士山をイメージしたチキンライスや、エビフライ、ハンバーグなど、安定のラインナップ。ランチはもちろん、ビールのお供にいかが?
子どもには待ち時間に遊べるシートを提供。持ち帰りもできる。
広々としたフロア。眼下に日本橋を望める、窓際の席も優雅だ。